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第9回国際中欧・東欧研究協議会世界大会


会期 2015年8月3日~8日 6日間
会場 神田外語大学(千葉市)、幕張メッセ
主催団体 第9階国際中欧・東欧研究協議会世界大会組織委員会
参加者数 1,310名(国内517名、海外793名)、49ヶ国・地域
経済波及効果 182百万円(観光庁測定モデルより)

大会概要

ICCEES(The International Council for Central and East European Studies、略称[イクシーズ]は、旧ソ連・東欧圏の研究に携わる各国の学会を糾合した、総合的地域研究の国際組織で、5年に一回、世界大会を開催しています。これまで欧米でのみ行われてきたため、アジア初開催となった本大会は、歴史的な意義を持つものになりました。参加者は、旧ソ連諸国、欧米、アジアなど49ヶ国・地域から1,310名あり、政治、経済、国際関係、歴史、社会、文学、芸術、言語、宗教など、あらゆる専門分野にわたって最新の研究成果が発表され討議されました。

幕張メッセでのウェルカムパーティー

幕張メッセでのウェルカムパーティー

神田外語大学での閉会式

神田外語大学での閉会式

なぜ千葉なのか

ICCEES世界大会は、多くの分科会場を確保でき、かつ会場経費を抑える必要がありました。主催者が幕張メッセ、神田外語大学の視察を行い、中・小教室を多く持ち、自然に囲まれた神田外語大学は、この条件を満たし、これまで開催された会場と似ていたこともあり、決定となりました。
また、日本の空港旅客数で上位1、2位を誇る、成田・羽田の両空港からの利便性に優れた千葉県での開催は、これまで大半を占めていた欧米からの参加者と少数であったアジアからの参加者を集うのに最適な場所となり、好評を得ました。

大会の成果/主催者の声

当初、主催者側では、欧米から遠い日本で従来通りの参加者数を確保できるかとの不安もありましたが、本大会は、従来の大会に比べて、ロシア・中国・中央アジア・モンゴル・インドなどからの参加者の比重が飛躍的に大きくなり、従来の大会と遜色のない参加者を集めることができました。本大会の組織委員からは、「これまでは欧米の研究者の視点のみだったが、ロシアやアジアの研究者の視点も加わり、真にグローバルな性格を持つ大会となった」、「アジアでのICCEESのさらなる発展のための、最高のスタートを切った」との声をいただいています。

新たな試み

セッションの様子

セッションの様子

大学施設を会場に、学生ボランティアを積極的に活用
ICCEESのプログラムは、出席者30人程度の小規模なセッションを30近く並行して進行されるため、巨大な会場ではなく、たくさんの中・小教室を持つ大学のような会場が必要とされていました。当初、会場候補となった神田外語大学では、ICCEESのように外国人が多数参加する大会を受けたことがありませんでしたが、主催者、大学、ビューローが詳細にわたり打ち合わせを重ねたことで、大学長自ら学内を取りまとめ、準備段階から繊細な対応をしていただくことができました。また、構内ガイド役を担う語学ボランティアには、大学のことを一番よく知る学生に積極的に声を掛けていただきました。学食を利用したレセプションでは、特別にパーティーメニューを用意し、歓迎アトラクションの和太鼓による演出は大盛況で、参加者の皆様も大変喜ばれました。

学食を利用したレセプション

学食を利用したレセプション

レセプションでの歓迎アトラクション

レセプションでの歓迎アトラクション

貸切無料シャトルバス

貸切無料シャトルバス

路線バスを利用した貸切無料シャトルバスの巡回
会場となった大学、商業施設、最寄り駅の間を、路線バスを貸し切って無料シャトルバスを巡回させ、参加者の移動をスムーズにするとともに、エリアの飲食店を中心に大会参加者への特典提供などを行い、参加者には開催エリアを周遊いただけるような仕組みをつくりました。

主催者としてのレガシー

史上初めてアジアでの開催となった本大会は、多くの日本人研究者が発表・討論することにより、日本の研究水準の高さを国際的にアピールできたまたとない機会となりました。若手研究者にとっては、世界の研究者たちとの交流が大きな刺激となり、今後の日本におけるこの分野の更なる発展に繋がることが期待され、外国の研究者たちにとっても、これまであまり知られていなかった日本の研究と研究者を知ったことは大きな成果でした。千葉での開催は、欧米中心であったICCEESにとって、世界組織としてのふさわしい在り方に向けての転換となる大変意義深いものとなりました。

開催地としてのレガシー

準備・実施の過程において、商工会議所では、市民の大会への関心を高めるため、9回にわたる市民公開講座の開催や、大会参加者を対象とした「まち歩きガイドツアー」を開催しました。学会運営では、市民・学生ボランティアが活躍したことから、大学長より、「これまでにない貴重な経験となり、大きな教育効果だと感じている。この経験を活かして千葉のMICE戦略の一翼を担っていきたい。」との声をいただき、学生からも「実際にいろいろな国の方や初対面の人と話をすることでスキルアップに繋がった」という声がありました。また、千葉県知事からのウェルカムメッセージや開会セレモニーでの副知事、千葉市長の参加、市からの路線バスやアトラクションの提供と、産学官が連携し、オール千葉で大会を盛り上げました。このように、コンベンション都市として、産官学が一丸となった取り組みは、「千葉」の強みでもあり、今後、国際イベント開催に向けて大きな礎となりました。