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その他のコンベンションのご紹介


〇第27回国際双極性障害学会議(ISBD) (9月17日(水)~19日(金))

 当初2021年に開催が予定されながら、コロナ禍によりオンライン開催を余儀なくされた国際双極性障害学会議(ISBD)。3年越しの想いを経て、今年ついに幕張メッセでの現地開催が実現しました。当日は41か国から662名が参加し、日本でのリアルな国際交流が再び息を吹き返したことを感じさせる貴重な機会となりました。
 会期中には、昨年度に当財団で開発したサステナブル体験プログラムのモニターを行いました。
1日目の竹細工体験では、多くの参加者が千葉県産の竹を使ってラッキーチャーム作りに挑戦し、日本文化に触れつつ心身を整える時間を楽しんでいただきました。2日目のラジオ体操は、予想を大きく上回る参加者が集まり、日本ではおなじみの動きを、各国の参加者が見よう見まねで楽しそうに取り組む姿が印象的でした。ウェルネスへの関心の高さと、気軽に参加できる健康活動の魅力を改めて感じる時間となりました。
懇親会では、千葉を舞台とした伝統古典のひとつである、南総里見八犬伝の人形劇を披露し、参加者が実際に人形に触れて動かせる特別企画を実施しました。日本の夏祭りのイメージで装飾を施したホテルスプリングス幕張の会場は熱気に包まれ、3キロの重さがある人形を興味深そうに動かす参加者の姿が多く見られ、日本の伝統芸能の“ホンモノ”を体感いただく貴重な文化交流の場となりました。
 近年、学会は開催時だけでなく、誘致の段階から「地域ならではのもの」が求められる傾向が高まっています。今回のように、“千葉らしさ”を感じていただける魅力づくりを通して、記憶に残る学会となるようなお手伝いを、今後も皆さまとともに進めてまいります。

〇国際エコロジカルモデリング学会世界会議 (10月19日(日)~23日(木))

 柏の葉カンファレンスセンターにて国際エコロジカルモデリング学会世界会議が開催されました。この会議は、気候変動による生物多様性の損失、資源の枯渇・劣化などの課題が深刻化する中で、生体系の保護と回復への持続可能性を促進するツールの開発研究を行うものです。
 当財団からは懇親会会場「柏 日本閣」で行われたレセプションでのアトラクション支援を実施しました。アトラクションとして実施した浦安囃子では、演目の最後に場内を一周しながら獅子舞の邪気を払う噛みつきをしてもらい、会場全体で楽しんでいただきました。会場となった「柏 日本閣」は当財団としても初めてのレセプション開催会場でしたが、立派な日本庭園の中に神殿とチャペルがそびえ、その中を勢いよく滝が流れ、大きな池がその水を受ける様は、外国人参加者の目をくぎ付けにし大変好評でした。庭園の魅力を最大限に披露できることに加え、施設スタッフのホスピタリティも素晴らしく、安心と信頼の感じられる施設でした。
 今後も県内施設の魅力を多くの外国の方に感じていただけるよう、日々情報収集に努めてまいります。

〇International Cybersecurity Challenge 2025 (11月11日(火)~14日(金))

 世界地域別対抗の国際サイバー競技会で、26歳以下の若手技術者の人材育成とコミュニティの構築を目的とした大会が、ホテルニューオータニ幕張にて開催されました。世界中から参加した若者に対し、千葉と日本らしさをアピールをしてほしいとの要望を受け、成田山と見浜園での呈茶体験エクスカーションを実施し、夜の懇親会では千葉の銘菓を提供しました。
 エクスカーションでは、参加応募が多く、大型バス2台にて実施をしました。成田山新勝寺では、総門から三重塔、大本堂と周り、香閣では煙を浴びて頭と心を清める体験をしました。大本堂では、ガイドに教わった通りに、お賽銭を入れた後に全員が真剣に参拝をしました。
懇親会では、千ブランドの「幕張ポテト」、米屋の「ぴーなっつパイ」、オランダ家の「チーバくんサブレ」、今回の大会ロゴを印刷したチロルチョコの4種類のお菓子を提供しました。世界各国から参加者が集まっていたため、アレルギー対策のため、全てのお菓子に原材料名を英語表記にてセッティングした。若い方がほとんどであったため、ドアオープン後40分程ですべてのお菓子が完食されたことが印象的でした。
 学会の参加者層や年齢層にもあわせた支援を当財団として積極的に行っていきます。