海外プロモーション活動のご紹介
〇JNTOインセンティブ商談会(シンガポール) (11月4日(火))

2025年11月4日(火)にシンガポールで開催されたJNTOインセンティブ旅行商談会に参加をしました。他の商談会同様に当財団の支援内容や、千葉の魅力をアピールすることに加えて、近年、シンガポールの旅行会社へ向けたMICE誘致活動を行う中で、ベトナムや台湾などに比べて千葉での開催実績が多くなかったため、現地でヒアリングをして今後の取り組みについて検討するために参加をしました。
商談会では約10社と商談を実施しました。中には、事前マッチングはしていませんでしたが、休憩時間や入れ替えの時間に千葉についての話を聞きに来る旅行会社もありました。
シンガポールは、ASEAN地域の金融ハブとしての役割を果たしており、ことインセンティブ旅行に関しては金融と保険業を顧客に抱える旅行会社が多かったです。日本自体は旅行先として依然人気ではありますが、宿泊先やバスの確保の難しさから中国などに流れている傾向がありました。企業視察に関しても、本社・支社がある関係間のみでの視察にとどまり、大学間の視察交流がある程度でした。千葉県には農業関連の視察可能な施設がありますが、一次産業のないシンガポールからの需要を取り込むことは難しいことが分かりました。
一方で、シンガポールは国際会議のアジア本部組織の設置数が日本、韓国に次ぐ3番目の多さを誇るということもあり、コンベンションの誘致という点でも力を入れるべき国であります。今後も、国ごとに違うMICEの特性に合わせて、アプローチの仕方や誘致に必要な情報・ツールなどをより磨き上げた上で、商談会を有意義なものにできるよう努めてまいります。
商談会では約10社と商談を実施しました。中には、事前マッチングはしていませんでしたが、休憩時間や入れ替えの時間に千葉についての話を聞きに来る旅行会社もありました。
シンガポールは、ASEAN地域の金融ハブとしての役割を果たしており、ことインセンティブ旅行に関しては金融と保険業を顧客に抱える旅行会社が多かったです。日本自体は旅行先として依然人気ではありますが、宿泊先やバスの確保の難しさから中国などに流れている傾向がありました。企業視察に関しても、本社・支社がある関係間のみでの視察にとどまり、大学間の視察交流がある程度でした。千葉県には農業関連の視察可能な施設がありますが、一次産業のないシンガポールからの需要を取り込むことは難しいことが分かりました。
一方で、シンガポールは国際会議のアジア本部組織の設置数が日本、韓国に次ぐ3番目の多さを誇るということもあり、コンベンションの誘致という点でも力を入れるべき国であります。今後も、国ごとに違うMICEの特性に合わせて、アプローチの仕方や誘致に必要な情報・ツールなどをより磨き上げた上で、商談会を有意義なものにできるよう努めてまいります。
〇IBTM World 2025見本市(スペイン) (11月18日(火)~20日(木))

2025年11月18日(火)~20日(木)にスペイン・バルセロナで開催された国際MICE見本市「IBTM World 2025」に参加し、国際学会主催者やPCO(Professional Congress Organizer)を中心に計30件の商談を行いました。
IBTM は、IMEX と並ぶ欧州を代表する二大MICE見本市の一つであり、今年は世界150か国以上から約2,500団体が出展しました。バルセロナ開催20周年の節目となる今回、当財団としては2010年以来、オンライン参加を含め10回目の参加となります。
既存団体とはこれまでの商談内容に基づく進捗確認を、新規団体とは日本や千葉での開催可能性について意見交換を実施しました。
このほか、各国の国際情勢がMICE 開催判断に影響を及ぼしているとの声も多く聞かれました。特に米国の入国規制を理由に、アメリカ以外での開催を検討する動きが広がっていること、また日本においては高市首相の発言に関連し、中国からの参加制約に関する質問も寄せられるなど、国際政治とMICE市場の密接な関係を実感する機会となりました。
千葉のPRとしては、幕張メッセを中心としたコンパクトな都市構造や、県内ホテルの供給力、成田・羽田空港からのアクセスの良さ、都心からほど近い房総の自然、さらに県・市や当財団による開催支援制度について幅広く行いました。各商談を通じ、主催者の課題や希望を把握できたことは、今後の誘致戦略の検討をするにあたって有益な成果となりました。
また、「千葉でしか得られない体験価値」や「東京に近い立地・利便性」への関心が高く、魅力をわかりやすく整理して伝える重要性を再認識しました。あわせて、国際情勢による開催判断への影響を示す声など、市場動向を踏まえた柔軟な提案・情報提供が求められることを再認識しました。
今後は商談後のフォローアップを確実に行うとともに、提案資料やPRツールの充実を図り、国際会議の誘致実現に向けて取り組みを推進してまいります。
IBTM は、IMEX と並ぶ欧州を代表する二大MICE見本市の一つであり、今年は世界150か国以上から約2,500団体が出展しました。バルセロナ開催20周年の節目となる今回、当財団としては2010年以来、オンライン参加を含め10回目の参加となります。
既存団体とはこれまでの商談内容に基づく進捗確認を、新規団体とは日本や千葉での開催可能性について意見交換を実施しました。
このほか、各国の国際情勢がMICE 開催判断に影響を及ぼしているとの声も多く聞かれました。特に米国の入国規制を理由に、アメリカ以外での開催を検討する動きが広がっていること、また日本においては高市首相の発言に関連し、中国からの参加制約に関する質問も寄せられるなど、国際政治とMICE市場の密接な関係を実感する機会となりました。
千葉のPRとしては、幕張メッセを中心としたコンパクトな都市構造や、県内ホテルの供給力、成田・羽田空港からのアクセスの良さ、都心からほど近い房総の自然、さらに県・市や当財団による開催支援制度について幅広く行いました。各商談を通じ、主催者の課題や希望を把握できたことは、今後の誘致戦略の検討をするにあたって有益な成果となりました。
また、「千葉でしか得られない体験価値」や「東京に近い立地・利便性」への関心が高く、魅力をわかりやすく整理して伝える重要性を再認識しました。あわせて、国際情勢による開催判断への影響を示す声など、市場動向を踏まえた柔軟な提案・情報提供が求められることを再認識しました。
今後は商談後のフォローアップを確実に行うとともに、提案資料やPRツールの充実を図り、国際会議の誘致実現に向けて取り組みを推進してまいります。

