財団主催事業のご紹介
〇MICE人材育成講座(初級編) (9月25日(木)、10月31日(金)、11月6日(木))
当財団では、県内MICE関連事業者の受入体制強化と人材育成を目的に「ちばMICE人材育成講座」を実施しています。今年度の初級編は9月〜11月に全3回構成で行われ、MICEの基礎から国際会議の現場視察まで、実践的な内容を学ぶプログラムとなりました。以下では、その中間報告をお届けします。
第1回は「MICE概論」
MICEの定義や効果、主催者・参加者・関係事業者の関係性、国内外の実施状況を解説し、千葉県の開催実績や今後の誘致に必要なポイントを確認しました。後半のグループワークでは「千葉でMICEを開催する際の課題と解決策」をテーマに議論。観光資源の活用、地産地消、SNSを使った海外向けPRなど、多角的な意見交換が行われ、参加者同士の交流も深まりました。
第2回は「コンベンションの基礎知識」
国際会議の誘致から開催までのプロセス、主要プレイヤーの役割、主催者・参加者のニーズについて具体例を交えて紹介しました。さらに、実際に開催中の国際学会「Spine Week Japan 2025」を視察し、会場構成、展示、運営体制などを現場で確認し、講義内容を実体験として理解する機会となりました。
第3回は「MICEビジネスへの参入」と「食とサステナビリティ」
PCOの役割、地域としてのMICE戦略、デジタル化や多様性推進など業界変革のポイントを学びました。続くサステナビリティ講座では、食を取り巻く世界的な課題や認証制度(MSC/ASC、フェアトレード等)、ゼロウェイストを実践する海外事例を紹介しました。グループワークでは、食品ロス削減や地産地消など「自分たちができるアクション」をテーマに議論が行われ、明日から取り組める具体的なアイデアが共有されました。
初級編を通じ、参加者からは「MICEの全体像が理解できた」「視察で運営のリアルを体感できた」「交流を通じて県内のつながりが広がった」など多くの声が寄せられています。当財団では引き続き、中級編(12月〜2月)を実施し、MICE誘致・運営の実践力向上に向けた支援を進めてまいります。
引き続き、12月からは 「ちばMICE人材育成講座(中級編)」を開催中です。随時お申し込みを受け付けておりますので、是非、この機会にご参加いただき、関係者のネットワーキングの場に活用下さい。
第1回は「MICE概論」
MICEの定義や効果、主催者・参加者・関係事業者の関係性、国内外の実施状況を解説し、千葉県の開催実績や今後の誘致に必要なポイントを確認しました。後半のグループワークでは「千葉でMICEを開催する際の課題と解決策」をテーマに議論。観光資源の活用、地産地消、SNSを使った海外向けPRなど、多角的な意見交換が行われ、参加者同士の交流も深まりました。
第2回は「コンベンションの基礎知識」
国際会議の誘致から開催までのプロセス、主要プレイヤーの役割、主催者・参加者のニーズについて具体例を交えて紹介しました。さらに、実際に開催中の国際学会「Spine Week Japan 2025」を視察し、会場構成、展示、運営体制などを現場で確認し、講義内容を実体験として理解する機会となりました。
第3回は「MICEビジネスへの参入」と「食とサステナビリティ」
PCOの役割、地域としてのMICE戦略、デジタル化や多様性推進など業界変革のポイントを学びました。続くサステナビリティ講座では、食を取り巻く世界的な課題や認証制度(MSC/ASC、フェアトレード等)、ゼロウェイストを実践する海外事例を紹介しました。グループワークでは、食品ロス削減や地産地消など「自分たちができるアクション」をテーマに議論が行われ、明日から取り組める具体的なアイデアが共有されました。
初級編を通じ、参加者からは「MICEの全体像が理解できた」「視察で運営のリアルを体感できた」「交流を通じて県内のつながりが広がった」など多くの声が寄せられています。当財団では引き続き、中級編(12月〜2月)を実施し、MICE誘致・運営の実践力向上に向けた支援を進めてまいります。
引き続き、12月からは 「ちばMICE人材育成講座(中級編)」を開催中です。随時お申し込みを受け付けておりますので、是非、この機会にご参加いただき、関係者のネットワーキングの場に活用下さい。


〇国際会議・シンポジウム開催支援説明会@量子科学技術研究開発機構(QST) (12月3日(水))

量子科学技術研究会春機構(以下QST)は、県内に数ある大学や研究機関の中で、世界トップクラスの技術を要し、国内外からの参加者が集う会議が多いことから、毎年1回は当財団の連携事業として、当財団の誘致・支援活動のセミナーや、県内MICE施設の視察会などを実施しています。
これまでに、国際会議観光都市4都市内の主だったMICE施設の視察を終えたので、今回はQST内の会議室をお借りしてQST内の研究者および職員の方々を対象にセミナー形式で開催をしました。
これまでに、国際会議観光都市4都市内の主だったMICE施設の視察を終えたので、今回はQST内の会議室をお借りしてQST内の研究者および職員の方々を対象にセミナー形式で開催をしました。
〇第2回ちばMICEネットワークミーティング (12月10日(水))

12月10日(水)、ちば国際コンベンションビューローは「第2回 ちばMICEネットワークミーティング」を開催しました。MICEの最新動向に触れながら、賛助会員同士がつながりを深める本ミーティング。 今回は、イベント制作の第一線を走る株式会社昭栄美術様の「SHOEIベイスタジオ」を訪問し、“現場のリアル”に迫りました。
冒頭の講演では、専務取締役・羽山寛幸様が、イベント制作に求められる柔軟な発想力と高い技術、さらには環境配慮を両立する取り組みについて、熱意を込めて語られました。実際の現場を知る方ならではの言葉は説得力にあふれ、参加者は自然と引き込まれていきました。
続いて行われたスタジオ見学では、各工程の担当者から直接説明を受けました。年間3,000件を超えるMICE案件を支える同社の“現場力”を実感する貴重な機会となりました。
スタジオ内には、用途別に整理された資材や機材が整然と並び、効率性と働きやすさを追求した空間が広がっています。男性スタッフに加え、多くの女性スタッフや、海外技能実習生の皆さんが作業に取り組む様子は、多様な人材がプロフェッショナルとして活躍する現場そのものでした。
冒頭の講演では、専務取締役・羽山寛幸様が、イベント制作に求められる柔軟な発想力と高い技術、さらには環境配慮を両立する取り組みについて、熱意を込めて語られました。実際の現場を知る方ならではの言葉は説得力にあふれ、参加者は自然と引き込まれていきました。
続いて行われたスタジオ見学では、各工程の担当者から直接説明を受けました。年間3,000件を超えるMICE案件を支える同社の“現場力”を実感する貴重な機会となりました。
スタジオ内には、用途別に整理された資材や機材が整然と並び、効率性と働きやすさを追求した空間が広がっています。男性スタッフに加え、多くの女性スタッフや、海外技能実習生の皆さんが作業に取り組む様子は、多様な人材がプロフェッショナルとして活躍する現場そのものでした。

特に注目を集めたのは、国内に2台しかない大型3Dプリンターで、素材が立体へと変化していく“技術が動く瞬間”を間近で見学することができました。また、国内最大級の5メートル幅プリンターの製作物は、目の前に立つだけでそのスケール感が圧倒的で、空間演出の可能性を大きく感じられました。
さらに、昭栄美術様が推進するサステナビリティへの取り組みも、参加者の関心を大いに集めました。廃材の再活用、環境配慮型素材の導入、国際的な森林認証である「FSC認証※」の取得に向けた取り組みなど、イベント制作会社としての責任を果たしつつ、新たな表現へ挑む姿勢が随所に見られました。
参加者からは、「サステナブルな展示づくりの理解が深まった」「多様なスタッフが活躍する現場づくりが印象的だった」「大型3Dプリンターの稼働を見ることができて感動した」といった声が寄せられました。
今回のネットワークミーティングは、普段なかなか見ることのできないイベント制作の現場を見ることができたことに加えて、昭栄美術様の創造性と技術力、そして“人”を中心に据えた現場づくりに触れることで、MICEの未来を考える有意義な機会となりました。ご協力いただいた昭栄美術の皆さまに、心より御礼申し上げます。
CCBでは今後も、賛助会員の皆さまとの情報共有やネットワーキングの機会を継続的に創出し、千葉県のMICE推進と新たなビジネス機会の創出に努めてまいります。
※FSC認証:FSC認証は、適切に管理された森林の木材・製品に付与される国際的な森林認証です。FSCラベル製品を選ぶことで森林保全を後押しでき、世界中の企業や消費者から高い信頼を得ています。
さらに、昭栄美術様が推進するサステナビリティへの取り組みも、参加者の関心を大いに集めました。廃材の再活用、環境配慮型素材の導入、国際的な森林認証である「FSC認証※」の取得に向けた取り組みなど、イベント制作会社としての責任を果たしつつ、新たな表現へ挑む姿勢が随所に見られました。
参加者からは、「サステナブルな展示づくりの理解が深まった」「多様なスタッフが活躍する現場づくりが印象的だった」「大型3Dプリンターの稼働を見ることができて感動した」といった声が寄せられました。
今回のネットワークミーティングは、普段なかなか見ることのできないイベント制作の現場を見ることができたことに加えて、昭栄美術様の創造性と技術力、そして“人”を中心に据えた現場づくりに触れることで、MICEの未来を考える有意義な機会となりました。ご協力いただいた昭栄美術の皆さまに、心より御礼申し上げます。
CCBでは今後も、賛助会員の皆さまとの情報共有やネットワーキングの機会を継続的に創出し、千葉県のMICE推進と新たなビジネス機会の創出に努めてまいります。
※FSC認証:FSC認証は、適切に管理された森林の木材・製品に付与される国際的な森林認証です。FSCラベル製品を選ぶことで森林保全を後押しでき、世界中の企業や消費者から高い信頼を得ています。

