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ICAR2023(国際シロイヌナズナ研究会議)


ICAR2023(国際シロイヌナズナ研究会議)

オール千葉でポストコロナへ

 6月に幕張メッセで1000名を超える国際会議、「ICAR2023(国際シロイヌナズナ研究会議)」が開催されました。誘致においては、昨年千葉で29年ぶりに開催された日本分子生物学会のメンバーである東京大学の先生の繋がりから、当財団の財政支援である「千葉県千葉市国際会議開催補助金」の強みと「幕張メッセの使い勝手の良さ」がポイントとなり、2020年3月、新型コロナウィルス感染症が始まった当初に理化学研究所と東京大学の先生2名が幕張メッセを候補の1つとしていただいたことから始まりました。
 今回、誘致当初から先生方と長く深く関わったことにより、特に東京大学、理化学研究所の先生方との関係性はより強固なものとなり、近いうちに新たな案件を誘致できると確信しています。
 開催に向けての準備期間においては、国内外で新型コロナウィルス感染症が収束せず、多くの国際会議が中止、延期となったほか、開催された場合でもオンラインや現地参加者とオンラインを組み合わせたハイブリッド方式を採用されるなどの過去にない状況下で不安が伴う先行きが見えない時期でした。
 そんな中、当財団では3年余りのコロナ禍の中、会議運営のための財政支援「補助金」、運営会社(PCO)を選定するための「PCOコンペ」、パーティーでのアトラクションや利き酒支援など主催者と共に色々なコロナ対策を考えながら試行錯誤しながらの支援を行いました。ギリギリまでハイブリッドで行うかの議論が何度も交わされ、会場計画もなかなか定まらず、不安定な時期が長かったのですが、タイミングよく、コロナが5類に引き下げられたタイミングで開催ができたため、海外参加者も無事に来日することができ、当日は700名を超える海外からの参加者がありました。ロビーや会場は参加者であふれ、会場ホワイエでのブッフェ形式でのパーティーの実施など、ポストコロナを実感できる姿が垣間見られました。
 長年にわたるオール千葉での取組みは、学会のホームページの掲載のみならず、会期中でのスライドや会場案内への表示として、千葉県、千葉市、ちば国際コンベンションビューロー、幕張メッセのバナーを多々掲示いただき、感謝の念をいただきました。
 当財団では、この度の誘致支援活動を通じ、開催地千葉として、こういった地域全体でのサポートは「選ばれるベニュー」として必要不可欠なことだと実感するとともに、これからも賛助会員の皆様のご協力をいただきながら千葉全体で誘致、支援をしていきたいと思っております。
今後も、各大学の先生方との関係性を強化し、賛助会員の皆様との関係性も密にしながら日本・千葉の魅力を世界に広げてまいります。