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JNTOインセンティブ旅行商談会(シンガポール・マレーシア)


JNTOインセンティブ旅行商談会(シンガポール・マレーシア) 4年ぶりの現地開催に参加

シンガポール

 日本政府観光局(JNTO)が主催する「JNTOインセンティブ旅行商談会(シンガポール)」が令和5年8月31日にシンガポール市内ホテルにて開催されました。
 シンガポールの訪日インセンティブ旅行取扱業者に対し、千葉の魅力を効果的にPRするとともに、どのようなコンテンツがシンガポール国民の興味を引き付けるのかを調査すべく、当財団からは2名の職員が参加しました。
商談会には、現地のシンガポールバイヤー25団体が参加し、計11団体と商談を行ったほか、2分間のプレゼンテーションを行いました。
 シンガポールは、国土が狭く国内での余暇が限定されること、経済力の高さ、充実した航空路線網を背景として、シンガポール国民の海外旅行の頻度は高いという傾向があるそうです。その中でも日本に対しては、旅行先として極めて魅力的に捉えられており、特に「食事」、「ショッピング」、「自然」が訪日の目的となることが多いようです。
 また、在シンガポール旅行会社が扱うインセンティブ旅行は、地域統括拠点をシンガポールに置く企業が多いことから、シンガポール国民だけでなく、近隣のアジア圏の国をはじめ世界各国からの参加者も多く、滞在期間や消費額の拡大も見込める案件が多いと感じました。
4年ぶりの現地開催となる今回の商談会では、これまでオンラインしか話すことのできなかった相手と直接対面することで、信頼関係の構築に繋げることができたと感じています。
 今後も、賛助会員をはじめとする県内事業者の皆様とともに、より一層のMICE推進を図っていきます。

マレーシア

 日本政府観光局(JNTO)が主催する「JNTOインセンティブ旅行商談会(マレーシア)」が令和5年10月5日にクアラルンプール市内ホテルにて開催されました。コロナ禍を経て、訪日インセンティブが回復してきており、本年はマレーシアから千葉へ訪問する団体に対し、支援も行っています。実際に市場が動いている中、マレーシアの訪日インセンティブ旅行取扱業者に対し、千葉の魅力を効果的にPRするとともに、千葉への訪問を促すべく、当財団からは2名の職員が参加しました。商談会には、現地のバイヤー20団体が参加し、計8団体と商談を行ったほか、千葉県のPRプレゼンテーションを行いました。
 マレーシアからの訪日形態は、個別手配が最多ですが、団体ツアーの割合が他の国籍に比べて大きく、団体旅行にも一定の需要があることが特徴となっています。また、訪日に最も人気な時期は12月で、次いで3月~4月の春季の人気も高まっている一方で、夏季の訪日数は落ち込む傾向があります。一人当たりの消費額については、ここ10年は13~14万円台で推移していましたが、コロナ明けの令和4年には20万円台へと大幅な増加をみせています。(出典:観光庁 訪日外国人消費動向調査)
 今回の商談会では、昨年オンラインで商談した事業者やコンタクトの取れていなかった事業者など、多くの事業者と直接対面することができ、具体的な案件や訪日に対する要望のヒアリングなど、非常に有意義な商談会となりました。また、商談会を通じて、マレーシアからのインバウンド受け入れの課題として、国民の70%を占めるマレー系民族へのハラル対応の難しさを改めて痛感しました。
 当財団からは、インセンティブ旅行のガラディナーに利用できるユニークベニューと支援プログラムの案内等を行いました。マレーシアからの直行便は成田空港着が多く、地理的優位性のある県内施設をご紹介し、インセンティブ旅行の行程に組み込んだ提案を行うと、現地バイヤーは興味を示していました。このことから、千葉の魅力的なコンテンツを知ってもらうことで、訪日するデスティネーションとして選ばれる可能性を感じました。
 今後も、賛助会員をはじめとする県内事業者の皆様とともに、より一層のMICE推進を図っていきます。